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武甲山行ってきた!その2 [お出かけ]

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ようやく工場地帯を抜けたわけですが、なんかさっそく山が崩れてます (;´Д`)

 ※ 前回記事その1はこちらです。

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なんかデカい岩とかあるよ・・・。

山って結構しょっちゅう崩れるんですが、まだ台風前だったので台風後よりはマシだったと思います。

ちなみにこういう地理的な話が「原付で甲州街道を走ってみた」っていう動画シリーズ(YouTubeとかで見れます)に詳しく解説されていて、お勧めです。新しい道を作ること、維持することの大変さと、そのおもしろさをたまにハートマン軍曹が教えてくれます。

山道に入りだしたところで15分くらい休憩したんですが、まだ登山口にも到達してないのにもうかなりバテバテです (;´Д`) ともかく固い登山靴に固い地面と反射熱のトリプルコンボによって体はすでにガタガタに、もはや苦しいwwwww

水も2.5リッター以上持ってきたのにもう半分くらいない、携行食も食べまくり・・・。

正直、山を登る前に体力も携行食、水も半分以上消費しました。これは登山ではない苦行だ・・・。

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登山口も近づいてきたところで水場を発見!その名も「延命水」・・・w

夏に登らなきゃいい話なんですが、この時、こういう水場を見て初めてその必要性を認識しました。大昔からあって、神?が祀られてて、賽銭コーナーがあって。列車も車もない、街を出ればほとんど何もない時代、こうしていつでも水が手に入る場所というのは本当に大切だったんだろうなあ・・・と思いました。冗談でなく「延命水」だったのでしょうwww

ガブガブ飲んで、小銭を賽銭して進みますw
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11:30、ようやく登山口に到着!工場地帯を抜けてから約40分、駅からここまでで実に1時間40分もかかりました・・・ ('A`)

奥には駐車場がありますが台数はそんなに多くなく、しかもここに戻るには反対側まで抜けずにまた同じ道を戻らなければいけません。登山口までのバスもないし武甲山は激しくお勧めできませんwwwwwww

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武甲山・・・いやブコーさん。いつの間にかゆるキャラに。これぞ税金の無駄遣いでh

うろ覚えですが・・・何年か前に、まだ彼(彼女?)が自販機側面のマスコットだった頃、僕が道の駅あしがくぼで初めてブコーさんと出会った時その性格「しっかりものですごくやさしいけど厳しい性格を持っていて、どんなことも完璧にこなすけどついドジッちゃうウッカリさん☆彡で、とても寛容な性格だけど悪いことをしたら絶対に許さないよ★に戦慄したのを思い出します。違ったかな・・・w

今のような、寒い冬の夜だった気がします。いや違ったかな・・・。

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なんだろう、なぜかじわじわくるこの雰囲気wwwwwwwwwwwwwwww

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そして登り始めるとすぐにこれでした・・・。

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かなりでかい岩ですが、こんなんがあっちこっちで崩れてました。設置物などを見ていても、昔来た時と比べあまり頻繁には手入れされていないように思います。デフレを倒すだとか景気が良くなってるって割には役所系の出す管理費はダダ下がりなんですがそれは・・・。

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上を見ると、いつでも落ちる用意OKな石やら何やらがあふれています ('A`)

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登り始めは死ぬほどキツくて、それこそ10分くらい登ったらもう足が上がらないみたいなひどい有様で「俺どうしよう・・・」みたいな重篤な気分になりましたが、誰も助けてくれない(というか誰もいない)ので黙々と登りました・・・。

しかし登っていくうちに、徐々に高度が上がっていくうちにどんどん体が軽くなり良いリズム感になってきました!体が山に慣れてきたのもあるでしょうが、やはり気温が大きかったのだと思います。あの高温多湿は、本当に凄まじい勢いで体力を奪います・・・!

ただやはり休憩のペースが早く、30〜15分ごとに5〜10分くらいのサイクルで休憩しています。ひょっとすると登る速度が速すぎるのかもしれない。体力は落ちているのにペースが昔のままなのかな・・・。

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途中、また一箇所水場がありました。このころにはもうそんなに疲労していなかったんですが、手持ちの水を節約するためにもちょっと飲んで行きました。こうして水が手に入るのは比較的低い所までで、それ以上の高度になると手に入りません。山頂のトイレも雨水を貯水したものを利用しています。

山登りでは準備も本番も重量配分が大事で、どのタイミング、どんなペース配分で手持ちの水、携行食をとるのかを上手く割り振ってやる必要があります。多少余るまたは足りないなら問題ないですが、大きく余る、不足するだと荷物の選定に見誤りがあったといえます。

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ついに来t・・・あれ、なんかちがうなこれは

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まちがったこっち、ついに頂上来た!!13:30(午後1時30分)、登頂!

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いや〜ようやく着いた、それにしても登りきった時の爽快感はいつも最高ですね(^^)

このシンプルな達成感?こざっぱりとした清々しさは本当に山登りの醍醐味だ・・・!

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自然の中にいると、なんというか肺の中隅々から淀んだ空気が出て行ったような気がします。マイナスイオンだとかデトックスだとかですかねww

普段生活している空間はきっとおびただしい量の人工物でひしめき合っているんだと思います。それは有形無形、物質であったり情報のような形のないものであるんだと思います。

昔かなり変わった形の飛行機を設計した時に、「こんな形のものがちゃんと飛ぶわけがない、自然界に無いような形のものには何かしら欠点があるはずだ」と言ったそうです。

まあそれがどうなのかはわかりませんが、やはり自然物である人間には少々刺さるものが多いのは間違い無いでしょう。だからたまにはそういうのからバッサリと離れるのも大事なのだと思います。

ちなみにエンジンも、腰上だけでも全バラオーバーホールすると「まじかwww」ってくらい好調になりますwww

特に走り込んでるエンジン。

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当時部活で来て、ここで記念写真を撮りました。なんか記憶より小さく見えるというのはいつもの仕様でしょうかww

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手すりには当時の落書きがありました(知らない人のwww)。奥に干してあるのは、プールに落ちた後みたいになった僕のシャツですww

山行の服ですが、肌着は速乾性のスポーツウェアみたいなのが絶対いいです。で、途中何回か着替えるので何着か持って行ったほうがいいです。武甲山は1,300mの山ですが、高度が上がると夏でも涼しいです。つまり汗冷えすると寒いです。僕は今回、着ていくやつの他に山頂で着替える用と降りてから着替える用の二枚を持って行きました。あれ、あと予備でもう一枚持って行ったかな・・・。

靴下もまた同じです。

あと、どういうわけか山の中腹辺りからアブやハエが大量に出始めて座ってもいられなくなったので、夏に行くなら虫除けを持って行ったほうがいいです。夏山はでかいオニヤンマとか蝶が見れて楽しいんですが、セミみたいなバカでかいアブはなあ・・・ (;´Д`)

ちなみに直射日光の下で帽子がないとマジで死ぬかもしれない。

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眼下には秩父市。さっき通って来た道があんなに遠く見える、そしてさっき見た山頂に今いると思うとなんだかおもしろいですw

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さらに眼下では石灰の採掘をやっていた。

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真夏の灼熱熱帯とは無縁、まさに「軽井沢にいるみたーいvvv」wwな心地よさでつい長居してしまいました(笑)平日だったせいか、最初着いた時に二組くらいいた以外は誰も来ませんでした。武甲山だからか。

でもやっぱ山頂はそことなく環境の厳しさを感じました。住むには厳しい環境ですよね。

その2で完結する予定でしたが、長引いたので下山の話はその3でやりたいと思います。

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始めよう始めようと思っているうちにもう何年も経ってしまいました。書くべきネタはいろいろありましたが、それらももうたいがい賞味期限切れなような気もしますwwそれでも始めるとりあえず。

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