キャブセッティングとりあえず完了

　先ほど試走してきて、低〜中速域のとりあえずのセッティングが出ました。しばらくはこのセッティングでいこうと思います。

上のプラグ焼けは左がさっき走ってきた時のもの（CR7HSA）で、右が以前破損する前のベストな焼け（CR8HSA）です。今の焼け具合は・・・白すぎ？ですかね・・・ススは少々ですが、ガイシ頭部が白いわりになぜかガイシ側面は黒くススけてます。

ガソリンが９ヶ月くらい前のものなので、劣化してススが多く出てる可能性もありますね。

使用キャブはPE22。本日はまず MJ 102 / JN N94D / クリップ 4 / SJ 40 / AS 1 3/4 とクリップを一段低く（濃く）して走りました。結果気になっていた谷は消え、出だしの加速もそのあとの加速も力強くなった・・・気がしたんですがどうももっさい。音も若干こもった重い音で、決定的だったのが登坂で失速する！

プラグもけっこう真っ黒でススも増えたので、これは濃いと判断してクリップ段数を真ん中の３に戻しました。

で、次に MJ 102 / JN N94D / クリップ 3 / SJ 40 / AS 1 1/2 と前回とほぼ同じ（ASが1/4回転濃い）セッティングで走ってみました・・・あれ、なんだけっこういいぞ (；´Д｀)？

前回は微妙に気になったんですが、さっきのセッティングよりもこっちの方が回転の上がりもいいし加速も早く、スムーズでした。ただアイドリングがいまひとつ不安定で、結局ASを昨日と同じ1 3/4にセットしてベストが出ました。あの時感じた違和感はパワーバンドまで回せなかったことと、新しいエンジン特性に慣れていなかったためかもしれませんね・・・。

というわけPE22のセッティングは当面 MJ 102 / JN N94D / クリップ 3 / SJ 40 / AS 1 3/4 で決まりです。あとこのエンジンの仕様ではプラグは７番で十分だと思ったのですが、試しに手持ちのイリジウムの８番をつけてみました。ガソリンもそろそろ切れるので、新しいガスとの組み合わせできれいに焼けてくれるといいのですが・・・。

ちなみにキャブセッティングの時どこまでプラグ焼けを参考にするかですが、基本的に燃調（濃い薄い）は運転した自分のフィーリングで判断します。次にススがどのくらい出ているかを見て、もし真っ黒に積もるほどススが出ていればそれは濃すぎると判断できます※1。

そしてプラグガイシの焼け色ですが、これは自身のフィーリング的にベストだと思った時に見て色が「薄い」か「濃い」かを見ます。つまりこれはどちらかというと燃調の良し悪しというよりもプラグ熱価がエンジンの燃焼熱に合っているかどうかを判断するための要素としての性格が強いです。

燃調と回転数の見極め方とか、キャブセッティングについての記事も書きたいのですが・・・というか実は１年くらい前から徐々に書いていたのですが収拾がつかなくなって放置しているんですwww

そのうち、可能な限り簡潔にまとめてアップできれば・・・と思っていますw

※1 劣悪なガソリンを使ったり、登坂などの負荷にエンジンパワーが負けていてもそうなります

タグ：碍子 ガイシ すす スス 煤 プラグ熱価 焼け色 劣化したガソリン PE22 キャブセッティング YB-1 Four