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マフラーステー最終章/前編 [YB-1 Four]

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 さて何度となく折れたマフラーステー、その戦いのフィナーレです。

改造に伴いマフラーはNHRC製のC90タイプレーシングマフラー、いわゆるカブマフラーを入れているのですが、エキパイの取り回しもさることながらマフラーステーの流用、加工が難しかったため一から自作することになりました。 →(参考記事)

が、2013/4/7 に完成したのち

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2013/6/10 FUJIX 製

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2013/7/9 デイトナ製

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2013/8/8 デイトナ製2

ことごとく車体側のステーが折れました…

一ヶ月も持たねえ!

とか何とか言いつつ使えそうなステーを探した結果、某ナップスでジェットイノウエというなんかそれっぽく強そうなトラックパーツメーカーのステーを見つけ、これの加工品でしばらくは安泰だろう。と思った矢先

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2016/6/3 ホムセンステー

今度はマフラー側ステーが折れました。

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もともと以前からこの辺りにクラックが入っておりやばいなー、やばいなーとは思っていたのですがついにいきましたね…。

よくある穴の開きまくったステーは一見取り付け箇所が多くて便利そうに見えますが、実際はその多数のネジ穴類によって強度が低下しています。上記画像群の折損箇所を見るとその弱点が見えるかと思います。そこで、

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この手の一切穴が空いてない材料を探してきます。本当は強度的に鉄が欲しかったのですがアルミや黄銅に比べると硬く、そして圧倒的に錆びやすい鉄の加工はあまり需要がないのか地元ホムセンでは加工を前提とする穴なしの鉄材を見つけることができませんでした。

ステンレス板はありましたがステンレスこそ爆熱素材ゆえ面倒だろ… と思う一方、加工のめんどくささよりも錆びて後々問題を起こす方がめんどいというのはわかります。塗装は加工よりもめんどくさい。特に時間。(上の折れた鉄製ステー端の白色は加工面の錆止め塗料です)

そんなわけで今回は3mm厚のアルミアングル材を使います。もう一個上で4.5mm?とかのもあったけど高かったので厚さ的にマフラー側取付ボルト長が微妙なのと、穴無しかつL字型なことで強度が高いということからこれに決定しました。材の寸法も以前使ってたものとほぼ同じなのでブレーキスプリング留めがそのまま使えます。

アルミは加工が容易で軽く、その上サビにも強いので加工後そのまんま使えるってとこが最高に楽です。特にその軽さは素晴らしく、それについて触れた過去記事がありますのでよろしければご覧ください。(参考:シリンダーの互換性を調べました。)かなり短いのですぐ見れますw

そんでこいつを

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こうして

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こうで

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こうなるわけだ!

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2016/6/4

 究極的マフラーステー、
  完 成 。


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1日で仕上がりましたw

かくして、合計4回くらい折れたマフラーステーとの3年に渡る戦いは終結した。うち半分くらいの期間は乗ってなかったが。途中ステー折れたまんま走行してたりもしたのでエキパイから折れなくてよかった… 今のエキパイ根元サビサビ状態だとすぐに折れそう。

しかしこれからほどなく、この完璧とも思われたマフラーステー安定の世に新たな事態が待ち受けているのだった。

 後編 に続く!

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始めよう始めようと思っているうちにもう何年も経ってしまいました。書くべきネタはいろいろありましたが、それらももうたいがい賞味期限切れなような気もしますwwそれでも始めるとりあえず。

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