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二輪車の昼間走行灯(デイライト)が認可 [ニュース]

 よくわからんニュースを見ていたら発見しました。最初見たときには「イカリング?」と思いましたが、最近の海外仕様四輪とかバイクではメジャーな装備らしいですね。

詳しいことは国交省の公式に載ってますが、ざっくりと

 1. 二輪車への昼間走行灯の取り付け認可
 2. 2023年9月以降の新型は車幅灯・側方反射器を義務化

という感じです。ここで気になったのが公式において上記 2. は「備えなければならないこととする。」と記述されている一方で 1. は「取付けを可能とする。」と記述されていることです。さらに「適用期日は、令和5年9月以降の二輪自動車の新型車を適用対象とする。」とされているのは上記 2. についてのみで、 1. には記述されていません。

 ※「昼間走行灯の取付けを可能とする規定は公布の日(本日)から適用する。」とのこと。
 (公布:令和2年9月25日)

つまりこれは製造年次を問わず全ての二輪車に適用可能ということなのか?

という疑問が浮かんできました。




1998年4月1日以降に生産された二輪車はヘッドライトの常時点灯が義務化されていますが、当時の二輪車の電装は正直かなりプアで「昼間は電気切ってるからその間充電できる」みたいなところがありました。そんな仕様で常時点灯にしたもんで、バッテリーが上がりやすかった印象が強いです。

そのあたりのバイクに親が乗ってましたが、あんま乗らなかったり近場ばっか走ってるとすぐにセルがかからなくなってましたね…

もしこの仕様が既存の二輪車にも適用できるなら、このあたりの貧弱電装車両にはかなり有益ではないかと思います。昨今の長寿命LEDは関係ないかもしれませんが、バルブの消耗軽減にもかなり有効だと思います。過充電でバッテリーやレギュが爆発しなければいいが。




また要件の中に「周囲の明るさに応じて自動的にすれ違い用前照灯に切り替わること。」という文言がありますが、その下にただしDRLの最大光度が700cd以下の場合は、手動による切替えであってもよい。と記されています。(上記要件含め詳細はこちらの公式資料にわかりやすくまとまっています。)

この要件の意図がよくわからんのですが、おそらくあまり明るすぎると夜間「デイライトが点いてるのか前照灯が点いてるのかわかりにくい」という懸念があるのではないかと思います。自動であれば勝手に切り替わるであろうが、手動の場合ちゃんと「夜間や暗所で前照灯に切り替わっているのかいないのか」がはっきりわからないと運転者側にも取り締まり側にも不便… くらいしか思いつかん。

ある程度暗くなったら切り替わる装置みたいなのはそんなに難しくなさそうですし、おそらく完成品がそれほど高くない価格で手に入るとは思いますが、上記要件により700cd以下のものであれば普通の切り替えスイッチでもよさそうです。




ちなみに「700cd(カンデラ)ってどんくらいだ?」という疑問も浮かんだのですが、ずいぶんと幅の広い仕様、解釈でよくわかりません。しかもカンデラとかかなり古い単位(キャンドルでロウソクの明るさだったはず)で、今ほとんどルーメンですからね… ルクス?なんだっけそれ。

調べた範囲ではアマゾンで買えるやつで10W700cdのデイライトを四輪に着けた例がありました。あとはそんな明るくないチャリ用ハンドルライト、プラズマテレビの白色くらいの明るさ… ということ。

まあ明るくはないけど昼間でもチカチカ目立つよくらいの明るさですかね。




とかなんとか色々書いといてあれですが、まず既存車両に使えるのかどうかわかりませんww ググってもツイッタでも出てこないので続報を待ちます… どうしても気になったら問い合わせてみますがw

おもしろそうなんでもし既存車両にも適用されるようであればぜひ自分のYBにも試してみたいですね。ただ肝心のカンデラ数がわからん製品ばかりなので対応品を探すのが大変そうです…w




※ 2020/11/25 追記:上記の疑問に全て答えたパーフェクトな記事を発見しました!


リンク大丈夫かな、もしマズかったらご一報ください (;´Д`)

この記事によりますとDRLは前照灯点灯時に減光され光量が300cd以下になるとポジション灯扱いになるため、そういったギミックにすることもできるようです。ただポジション灯はたしかすべて同色でないといけなかったはずなので、「白色指定のDRL(を減光したもの)と橙色指定のウィンカーを車幅灯として同時に点灯する」ことはできなさそうですね。

DRL減光時にウィンカーポジションが消えるとか、色切り替え機能がついていてDRL減光時に全てのポジション灯が白色か橙色になり異色同時点灯しなければいいのか?とも考えましたが、条文にはそのへん特に記載がないので何とも言えません。個人的には微妙かな〜っていう気もしましたがこれはわかりませんね。誰かやってみて。

ちなみに車幅灯の色は基本「白色」でなければいけないようですが、国交省の公式

「ただし、方向指示器、非常点滅表示灯又は側方灯と構造上一体となっているもの又は兼用のもの及び二輪自動車、側車付二輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車に備えるものにあっては、橙色であってもよい。

という条文があり、これは二輪の場合別に方向指示器、非常点滅表示灯又は側方灯と構造上一体となっているもの又は兼用のものでなくても橙色でよいということで相違ないと思うのですが、そんなら白色DRLを減光時に橙色ポジション化してもええのんかとか色々と疑問が湧いてきます。それだと白色DRLが消灯して橙色ポジションが点灯したってことになるのか?法規って本当にめんどくさいですね




とりあえず余裕ができたら構想を練ってみようと思いますが、少なくとも年明け以降になるだろうな〜。

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始めよう始めようと思っているうちにもう何年も経ってしまいました。書くべきネタはいろいろありましたが、それらももうたいがい賞味期限切れなような気もしますwwそれでも始めるとりあえず。

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