スズキ試乗会とプラグその2 [お出かけ]
前回からの続きになります。さて、ここでYBにあるものを装着します。
いろいろと・・・賛否両論なイリジウムプラグです!
左のがNGKのイリジウムプラグ、熱価は一番手上げの8番でCR8HIXです。デンソーだとIUF24ですね。
イリジウムプラグ・・・付けると速くなる、トルクが上がる、燃費がよくなる・・・まったく変わらない、逆に悪くなる、など、なにやらカルトな空気のあるパーツですw
エンジン内部はそれはもうかなりなストレスがかかっていますが、そこにさらに高回転や登坂、急加速などの負荷をかけるとその負担はさらに大きなものとなります。そしてそのような過酷な環境下では混合気に着火する事が難しくなるんです。圧縮圧力の増加もそうですね。
そこでこのイリジウムです!このプラグがノーマルプラグとどう違うのかというとまず高い。次に電極が細いんですが、これはノーマルの太い電極に比べると余計なロスが少ないのでより小さい電力でも火花を飛ばす事が出来ます。つまり供給される電力がそのままならより強力な火花が出るので、より着火性能が高いわけです。
僕のYB、改造が進んでどうも加速や高回転時に点火しきれていない(点火が間に合ってない)感じで爆発が今ひとつスカスカ、抜けているというか滑っているような感じがしたんですよね。なので投入!
装着して実走、結果は激変ですwwwwwww
これは変わる、冗談でなく排気音も変わった。間違いなく点火しきれているという感じで今まで水っぽい音でブボボボボボバババババって感じだったのがブオーーーーーーンと乾いた排気音(エンジン音?)を放ちますww
急加速とか登坂で負荷をかけたあとのガス臭さもしない、でも、うの燃えてる。()
これは。
このYBの場合、イリジウムプラグは効果ありです。アイドリングから違いますが加速もぬるっとクラッチが滑ったような失火感がなく、ガッツリと滑り無く抜けずに加速していきます。登坂も四速5000rpmくらいでも燃焼しきれなくなっていません。
きっと上記に出ていた速さもトルクも燃費も、そして加速もすべて上がったのだと思います。それは数字にすると誤差レベルの微々たるものなのかもしれませんが、体感的にはかなり大きなものでした。
流れの速い道で追い越しをかける時に加速に点火が追いつく。それだけでなく、どのシチュエーションでも「あと一歩」のその一歩が出る。数字には出ないがタイムには出るという話を実際に感じることができました。
欲しい時に加速がボッと出るとこんなに気持ちいいんですねwwwあまりに気分が良くなったので東雲ライコのあと環七ぐるっと回って二輪館めぐりして帰りましたwww
東雲ライコは賑わってました。活気があるって大事ですよね。ドラスタ多摩とはえらい違い(ry
そして旧車がありました!バイク屋のブース?になってましたがこういうバイク、用品屋でも売ってるんですね。
いわずもがな、名車CB750FOURと
ヤマハHX90!えらいマイナーというか忘れ去られているようなモデルがあるなあ。個人的には好きです、かっこいい。どことなくYBに通じるデザインがありますね。ヤマハ伝統の形か。
いや走ってて気持ちがいいです。ほんとスムーズに走るとこんなに快適なんですねw
ただ今回はイリジウムプラグによってパワーアップした、というだけではなく今まで点火しきれず通常の出力が出ていなかった、というのがあったからこそより大きな変化があったのだと思います。
そう考えるとイリジウムプラグはパワーアップパーツというよりはセッティングパーツに近いのかなあと思いました。
あと高回転域がまだ空回っているのでCDIの変更が必要ですね。武川のキットにも書いてありますが、YBのCDIではある程度以上の出力向上車には対応しきれないようです。シグナスXのがいけそうな感じがするので(TT-R50のは高すぎるwww)、準備が整ったらトライしてみようと思います。
始めよう始めようと思っているうちにもう何年も経ってしまいました。書くべきネタはいろいろありましたが、それらももうたいがい賞味期限切れなような気もしますwwそれでも始めるとりあえず。
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