他サイトに載せた記事その5 [YB-1 Four]
前回はえらい長文になってしまった・・・。
加工自体も時間はかかるんですが、一番面倒なのはどういうふうにするかレイアウトを考えることなんです。自分の場合。
さて、第五回
「2013年5月20日 ビッグバルブヘッドの功罪」
http://imp.webike.net/commu/diary/0071117/
です!
リンク先にあるように、T90ヘッドによる圧縮低下は大きすぎました。
燃焼室を比べるとわかると思うんですが、やはりT90の方が大きい。体感的に、ひょっとして圧縮圧力10キロ割ってるんじゃないかっていうくらいトルクが無いです。キックがめちゃめちゃ軽く降りるwww
これに対処するにはピストンヘッドの凹んでいない、高圧縮ピストンが必要なんですが、88ccのキットはノーマルヘッド仕様のライトボアアップキットしか存在しないため高圧縮ピストンの設定がありません。
他車種用で流用できるものが無いか探してみたんですが、同じ48mmピストンでは
・TKRJから出ているタウンメイトT80用ピストンの1mmオーバーサイズ
これが一番相性が良さそう
・スズキDR-Z70のピストン
見るからに超高圧縮になりそう
があったものの、ピストンピン径が13mmで使えず。
ピストンピン径12mmのものというのがぜんぜんなくて、一個だけTKRJの BAJAJ DISCOVER 100用ピストンの1mmオーバーサイズがピッタリなんですが肝心のピストントップ形状がおかしくてエンジンかけたらバルブヒットしそうというwww
ホンダ横型もそうなんですが、このへんのサイズのエンジンだとピストンピン径は13mmのものがほとんどです。12mm使ってるのはスズキのDR-Z50とかGS50系だけらしく、もし使えるとしたらそれらのボアアップピストンじゃないか・・・とバイク屋さんに聞きました。
またコンロッド加工か打ち換えで13mmピストンリングを使えるようにすることも出来るそうです。そうすればいろんなピストンが選択肢に入ってきますね。
あとメッキシリンダーに鉄シリンダー用のピストンリング付きを組むとシリンダーが削れるらしいです;
4ストYB系のボアアップキットも最近廃盤になったらしいし、これからは中古のT90とかTT-R90エンジンにYBミッションとクラッチ組み込んで使った方がいいかもしれませんね。
余談ですがタウンメイトT90って圧縮比めちゃめちゃ低いんですよね。あれピストントップがめっちゃ凹んでるローコンプピストンが入ってるんですよ、そこで形状の良いT80ピストンに入れ替えたら、それだけでかなりパワーアップしそうです。
T80のヘッド、外見は違いますがバルブサイズなんかは同じなんで、たぶんポン付けでいけるのではないでしょうか。ボア径も同じだし。
また話がずれてしまった;そんなわけで、ピストンのめどが立たないので残念ながらノーマルヘッドに戻します。
さよなら軽快な吹け上がり (´;ω;`)
こんにちはフン詰まり╲(^p^)╱
ヘッド性能的には超絶デチューンですが仕方ない、せめてポート加工で可能な限り最高を目指します!!
前回の怒りの加工によってガリガリで理想的な形状もクソも無い状態になったノーマルヘッドのポートを、可能な限り理想的な形に持っていきます。
こっちはIN側です。バルブ径がどうしようもないので奥に向かって絞られていく形になるのですが、加工のコツとしては
・奥へ向かう傾斜(角度)がなるべくなだらかになるようにすること
よりスムーズにガスが流れます。
・燃焼室側(写真でいうと上の方)は、出来るだけ削らないこと(反対側はOK)
これをやるとトルクがスカスカになるそうです (;´Д`)
・あとはフィーリング←重要
五感をフルに使って空気の流れを感じろ!!
といった感じです。
きれいに傾斜を出すには奥の方まで削らないといけません。リューターがあるといいんですが、手持ちにはドリルしかなかったのでドリルでいきますwwめっっちゃ疲れるがパワーのあるモデルだったのは良かった。出力の低いやつだとなかなか切削が進みません。
やり方としては、僕の場合
・まずカウンターシンクでガリガリ削る
やりすぎ注意wwセンター出ません
・次にタングステンの超硬バーできれいに削っていく
ストレートっていう工具屋のエッグタイプのシャフトが長いやつを使用。良く削れる
・ダイヤモンド砥石とか普通の砥石とか使って仕上げ
っていう感じです。切削作業の際には切削油を忘れずに。
まあ、どうやってもT90ヘッドに及ばないのは間違いなさそうですが・・・。
↑T90ヘッド
それでも、ポート加工をやったノーマルヘッドは無加工とは比べ物にならない回転の上がりを見せます。そして帰ってきた高圧縮によって、T90ヘッドの時よりもパワフルな走りを手に入れました!
排気側は・・・何ミリに拡大したか忘れましたが、たしか17か19mmだったと思います;
あと、用意すればよかったと思うのは中程度の研磨剤です。手元に磨き用のポリッシュしかなくて全然だめだった。で、ヘッドに傷が入ったのでポリッシュで磨いたところ
ヘッド鏡面仕様wwwww
なんのこっちゃwww
結局この後耐水ペーパーで八の字研ぎしたらやりすぎてますます圧縮が上がりました。
続く
加工自体も時間はかかるんですが、一番面倒なのはどういうふうにするかレイアウトを考えることなんです。自分の場合。
さて、第五回
「2013年5月20日 ビッグバルブヘッドの功罪」
http://imp.webike.net/commu/diary/0071117/
です!
リンク先にあるように、T90ヘッドによる圧縮低下は大きすぎました。
燃焼室を比べるとわかると思うんですが、やはりT90の方が大きい。体感的に、ひょっとして圧縮圧力10キロ割ってるんじゃないかっていうくらいトルクが無いです。キックがめちゃめちゃ軽く降りるwww
これに対処するにはピストンヘッドの凹んでいない、高圧縮ピストンが必要なんですが、88ccのキットはノーマルヘッド仕様のライトボアアップキットしか存在しないため高圧縮ピストンの設定がありません。
他車種用で流用できるものが無いか探してみたんですが、同じ48mmピストンでは
・TKRJから出ているタウンメイトT80用ピストンの1mmオーバーサイズ
これが一番相性が良さそう
・スズキDR-Z70のピストン
見るからに超高圧縮になりそう
があったものの、ピストンピン径が13mmで使えず。
ピストンピン径12mmのものというのがぜんぜんなくて、一個だけTKRJの BAJAJ DISCOVER 100用ピストンの1mmオーバーサイズがピッタリなんですが肝心のピストントップ形状がおかしくてエンジンかけたらバルブヒットしそうというwww
ホンダ横型もそうなんですが、このへんのサイズのエンジンだとピストンピン径は13mmのものがほとんどです。12mm使ってるのはスズキのDR-Z50とかGS50系だけらしく、もし使えるとしたらそれらのボアアップピストンじゃないか・・・とバイク屋さんに聞きました。
またコンロッド加工か打ち換えで13mmピストンリングを使えるようにすることも出来るそうです。そうすればいろんなピストンが選択肢に入ってきますね。
あとメッキシリンダーに鉄シリンダー用のピストンリング付きを組むとシリンダーが削れるらしいです;
4ストYB系のボアアップキットも最近廃盤になったらしいし、これからは中古のT90とかTT-R90エンジンにYBミッションとクラッチ組み込んで使った方がいいかもしれませんね。
余談ですがタウンメイトT90って圧縮比めちゃめちゃ低いんですよね。あれピストントップがめっちゃ凹んでるローコンプピストンが入ってるんですよ、そこで形状の良いT80ピストンに入れ替えたら、それだけでかなりパワーアップしそうです。
T80のヘッド、外見は違いますがバルブサイズなんかは同じなんで、たぶんポン付けでいけるのではないでしょうか。ボア径も同じだし。
また話がずれてしまった;そんなわけで、ピストンのめどが立たないので残念ながらノーマルヘッドに戻します。
さよなら軽快な吹け上がり (´;ω;`)
こんにちはフン詰まり╲(^p^)╱
ヘッド性能的には超絶デチューンですが仕方ない、せめてポート加工で可能な限り最高を目指します!!
前回の怒りの加工によってガリガリで理想的な形状もクソも無い状態になったノーマルヘッドのポートを、可能な限り理想的な形に持っていきます。
こっちはIN側です。バルブ径がどうしようもないので奥に向かって絞られていく形になるのですが、加工のコツとしては
・奥へ向かう傾斜(角度)がなるべくなだらかになるようにすること
よりスムーズにガスが流れます。
・燃焼室側(写真でいうと上の方)は、出来るだけ削らないこと(反対側はOK)
これをやるとトルクがスカスカになるそうです (;´Д`)
・あとはフィーリング←重要
五感をフルに使って空気の流れを感じろ!!
といった感じです。
きれいに傾斜を出すには奥の方まで削らないといけません。リューターがあるといいんですが、手持ちにはドリルしかなかったのでドリルでいきますwwめっっちゃ疲れるがパワーのあるモデルだったのは良かった。出力の低いやつだとなかなか切削が進みません。
やり方としては、僕の場合
・まずカウンターシンクでガリガリ削る
やりすぎ注意wwセンター出ません
・次にタングステンの超硬バーできれいに削っていく
ストレートっていう工具屋のエッグタイプのシャフトが長いやつを使用。良く削れる
・ダイヤモンド砥石とか普通の砥石とか使って仕上げ
っていう感じです。切削作業の際には切削油を忘れずに。
まあ、どうやってもT90ヘッドに及ばないのは間違いなさそうですが・・・。
↑T90ヘッド
それでも、ポート加工をやったノーマルヘッドは無加工とは比べ物にならない回転の上がりを見せます。そして帰ってきた高圧縮によって、T90ヘッドの時よりもパワフルな走りを手に入れました!
排気側は・・・何ミリに拡大したか忘れましたが、たしか17か19mmだったと思います;
あと、用意すればよかったと思うのは中程度の研磨剤です。手元に磨き用のポリッシュしかなくて全然だめだった。で、ヘッドに傷が入ったのでポリッシュで磨いたところ
ヘッド鏡面仕様wwwww
なんのこっちゃwww
結局この後耐水ペーパーで八の字研ぎしたらやりすぎてますます圧縮が上がりました。
続く
始めよう始めようと思っているうちにもう何年も経ってしまいました。書くべきネタはいろいろありましたが、それらももうたいがい賞味期限切れなような気もしますwwそれでも始めるとりあえず。
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